リス族の子供達

■ミュージアムオープン式典


2022年8月20日(土)さくらハマヤミュージアムのオープン式典が行われました。式典には、ミュージアムリノベーションプロジェクトにおいて物心両面でご支援をいただいた名古屋在住の実業家浜屋義幸様を始め、在チェンマイ日本国総領事樋口恵一様、チェンライ県副知事ワラディソン・オンヌット様、チェンライ県、チェンライ市の関係者の皆様、学校関係の皆様、同窓生の皆様、日本の支援者の皆様など総勢150名あまりが参加し盛大に行われました。コロナ禍での開催であったため、主催者側には一抹の不安がありましたが、おかげさまで、式典での新規感染者の報告はなく一同安堵した次第です。


式典の様子は地元のローカル局のニュースで放映されました。

ここをクリックしていただくとYouTubeでご覧いただけます。
(1分25秒)


ミュージアム建物 ミュージアム建物 ミュージアム建物 ミュージアム建物 ミュージアム建物 ミュージアム建物 ミュージアム建物 ミュージアム建物 ミュージアム建物 ミュージアム建物 ミュージアム建物 ミュージアム建物 ミュージアム建物 ミュージアム建物 ミュージアム建物 ミュージアム建物 ミュージアム建物 ミュージアム建物 ミュージアム建物 ミュージアム建物



■ミュージアムは皆様をお待ちしています


ミュージアムは3階建てで、1階は、受付、カフェ、グッズショップで2階、3階が展示室となります。
2階はタイの諸民族の展示コーナーで当ミュージアムのメイン部分になります。3階はタイ以外の諸民族の展示コーナーとしています。2階の展示は、さくらプロジェクト代表の三輪隆が各民族の村々を30数年かけて訪問し収集したもので、今では手に入らない貴重な品々も数多く一見の価値があります。



すかし図 正面図 横図 横2階分

さくらハマヤミュージアムは3階建てで、1階は、受付、カフェ、グッズショップで2階、3階は展示室となります。



1階の図面と2階のスケルトン

1階図面 2階スケルトン

3階のスケルトン

すかし図 正面図

工事の状況は随時お知らせします。



  さくらミュージアム運営費の協力をお願いします

■Sakura Hamaya Museum of Ethnology


透かし大 透かし小

さくらプロジェクトはタイ北部のチェンライで寄宿舎「さくら寮」を運営し30年にわたり山地民の子供達を最寄りの学校に通わせる教育支援活動を行ってきました。

その間、数多くの卒業生を輩出し、彼らは、タイ社会の様々な分野で活躍するまでになりました。

プロジェクト代表の三輪隆は教育支援活動のかたわら、山地諸民族の伝統文化に触れ、三十数年にわたり伝統工芸品(織物、刺繍製品など)の蒐集につとめてきました。三輪の蒐集品の中には現在では作られていない工芸品も多数あり、タイでも有数のコレクションとなっています。

蒐集品の一部は現在の文化交流会館に展示されてきましたが、この建物は、もともと展示施設として設計されたものでなく空調設備が弱く、また、経年劣化により雨漏りが生じるなど、文化財の保存には適さない状況になっていました。

このような状況下で貴重な文化財の保存をどうすべきか、様々な角度から検討してきましたが、最終的に、現在の建物のリニューアルにより保存に適した環境を作ることになりました。

但し、改修には多額の費用がかかります。現行建物を建築した業者からは、約1000万円の見積もりが提示されましたが、運営費を支援者の寄付で賄っているさくらプロジェクトにはさほど余力はありません。

資金負担の裏付けがなく、事業の具体化が危ぶまれる中、たまたま、日本の篤志家の方より「費用の半分を負担するので、それをベースに全体の計画を練ったらどうか」と申し出がありました。

そこで、さくらプロジェクトは創立30周年の記念事業として、現行建物のリニューアルを行い、新たに「さくらミュージアム」を開設、一般にも公開するという「さくらリノベーション計画」を策定し、事業を前に進めることを決めました。

工事費の残額500万円は独自に調達する必要があり、これが30周年に向けての最大の課題となります。支援者の方への呼びかけとともに、SNSを通じ幅広く一般の方へも支援のお願いをして参ります。

なお、改修建物の設計は、さくら創立時より同プロジェクトに参加し、現在もさくらプロジェクトの日本事務局長に就任いただいている芝浦工業大学清水郁郎教授にお願いしました。およそ1年の歳月をかけ複数プランをご提示いただき、2020年2月清水教授がチェンライで三輪と話し合いを行い最終案が決まりました。

この図面をもとに業者と複数回打合せを行い、去る3月14日に工事がスタートしました。解体作業と屋根の葺き替え工事を1か月余りで終え、その後建築工事に入り、年内の完成を目指します。

豊かな生態系と深い精神性に支えられた山地諸民族の文化は、現在ではその多くが失われてしまいましたが、さくらが所蔵している山地の物質文化は質量ともに世界一と言ってよいレベルにあると自負しています。

ミュージアム(博物館)としてこうした物質文化を常時展示することで山地文化を生み出した精神性を多くの人に知ってもらうとともに、山地の人々も集い、自らの文化を後世に伝えていくことができる活動を目指して参ります。

来年の30周年に向け、リノベーション工事はスタートしました。しかしながら、改修費用はまだ不足している状況ですので、皆様のご協力を是非お願いいたします。

■寄付金はこちらへ

  郵便振替がおすすめです

  郵便振替・・事務局に通知が届き、通信欄にメッセージをご記入いただけます
  口座番号:00200―0―71164
  口 座 名 :タイ山岳民族・サクラ基金

  ※他の金融機関から上記口座に振り込みされる場合、口座番号等は下記となります
  店名:0二九(ゼロニキュウ)
  店番:029
  科目:当座
  口座番号:0071164


  銀行振込はこちら

  三菱UFJ銀行 和光駅前支店
  口座番号:普通預金   3507003

  口座名義:さくらプロジェクト  日本事務局代表   風間茂


■お問い合わせ先


  お問い合わせは、原則、チェンラーイのさくら寮にお願いします。
  お手数ですが、電話、FAX、メール、Facebookのメッセンジャー等で三輪宛にご照会下さい。
  すぐにお返事を差し上げられない場合もございますので予めご容赦下さい。

  電話・FAX タイ事務局(国際電話ですが日本語対応可)
  001010-66-53-750560
   (KDDIの場合66はタイの国番号、53はチェンラーイの市外局番)


  メール1: (さくらお問い合わせ)


  メール2: (三輪隆宛)


  Facebookの場合
   「メッセンジャー(Messenger)」で個別にお問い合わせ下さい




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