リス族の子供達

さくらプロジェクト活動内容

さくらプロジェクト2010年代

2010年度   タイ暦2553年
新男子寮せいほく館完成
第7回寮生訪日研修実施
さくらプロジェクト20周年記念式典


せいほく館
新男子寮せいほく館 2010年11月竣工

2010年度さくらプロジェクト タイ スタッフ
カンポン・チャオワタナーサクン(寮長)9月まで
ペン・ジャチョン(10月より寮長)
タンヤラット・シースワン(経理)
ガイ(ブアパン)アイチャー(ジャトーブー村小学校教員)
ラッポン・ワタナソンパン(運転手)
ワナサナン・サポン(さくらエコホーム寮母)
シリントラー・パテ(食事)
三輪隆 (代表・ボランティア)
山中俊彦(ボランティア)
さくら寮生99名 さくらエコホーム23名

2010年4月10日 さくら通信39号発行

2010年5月 しみず館開寮。すみれ館から女子寮生が転居を完了。

2010年6月12日 東京芝浦工業大学豊洲校舎にて開催された「第24回タイ山岳民族の暮らしを考える夕べ」にて講演。

2010年8月 寮内スポーツ大会開催される。

2010年9月 寮長のカンポン・チャオワタナーサクンが国家公務員試験に合格して、10月1日付で文化省に入省。さくらプロジェクトを退職。寮長をペン・ジャチョンが引き継ぐ。

2010年9月10日 さくら通信第40号(創刊40号記念号)発行。

2010年10月 第7回寮生訪日研修が実施される。メンバーはノンヌット・パンブー、モリラット・ジャトー、チャワリット・ジャハケー、パニー・ムポ、ワサナー・ジャチョー、スウィモン・ジットパーヌポンの6名。10月2日、3日に日比谷公園で開催された外務省主催による国際協力活動の祭典「グローバルフェスタ」にも参加。神戸ではさくらプロジェクトの活動報告説明会開催。

訪日寮生、原宿竹下通りで
訪日寮生、原宿竹下通りで 2010年10月

2010年11月 新男子寮西北館が完成。11月より男子寮生がひまわり館から転居完了。これによりすみれ館、ひまわり館のふたつの施設がさくらプロジェクトの手を離れる。

2011年1月28日 さくら寮にて設立20周年記念式典および新男子寮「せいほく館」(東京西北ロータリークラブ寄贈)の贈呈式が行われる。

設立20周年 第9回訪日研修実施せいほく館
20周年記念セレモニー 2011年1月

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2011年度  タイ暦2554年
第8回訪日研修実施


GFJ2011日比谷
グローバルフェスタ2011日比谷

2011年度さくらプロジェクト タイ スタッフ
ペン・ジャチョン(寮長)
タンヤラット・シースワン
ワナサナン・サポン(さくらエコホーム寮母)
ガイ(ブアパン)アイチャー(ジャトーブー村小学校教員)
シリントラー・パテ(食事)
ラッポン・ワタナソンパン(運転手)
三輪隆 (代表・ボランティア)
山中(ボランティア)
木下奈津季(ボランティア)
さくら寮生86名 さくらエコホーム25名

2011年5月 立命館アジア太平洋大学に在学中の木下奈津季が10ヶ月間の体験ボランティア・スタッフとして来寮。

2011年5月10日 さくら通信第41号(設立20周年記念号)発行

2011年6月18日 東京芝浦工業大学豊洲校舎にて「第25回タイ山岳民族の暮らしを考える夕べ」(芝浦工業大学清水研究室主催)開催され、講演。

2011年9月5日 さくら通信第42号発行

2011年9月30日から10月13日 さくらプロジェクトスタッフのタンヤラット・シースワンと寮生のパジャリー・べセクが第8回日本研修旅行に参加。10月1日、2日に日比谷公園で開催された外務省主催の海外協力の祭典「グローバルフェスタ2011」に参加。

2011年12月9日、10日 さくら寮にてウィンパパオのルンアルン・プロジェクト(中野穂積さん主宰)、パヤオ県のシャンティ財団の子どもたちと友好スポーツ大会開催。

  2011年12月24日 日本事務局長の清水郁郎氏(芝浦工業大学准教授)来寮。

2011年12月27日から31日 三輪引率により現地スタッフのラオス研修旅行実施(ムアンシンとルアンプラバン)

スタッフ旅行でラオス・ムアンシンへ
スタッフ旅行でラオス・ムアンシンへ

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2012年度 タイ暦2555年
チェンマイ日本総領事館、外務大臣表彰セレモニー
第9回訪日研修実施


外務大臣表彰式チェンマイ日本総領事館
外務大臣表彰2012年8月チェンマイ日本総領事館

2012年度さくらプロジェクト タイ スタッフ
ペン・ジャチョン(寮長)
タンヤラット・シースワン(経理)
ガイ(ブアパン)アイチャー(ジャトーブー村小学校教員)
ラッポン・ワタナソンパン(運転手)
ワナサナン・サポン(さくらエコホーム寮母)
シリントラー・パテ(食事)
三輪隆 (代表・ボランティア)
浅田一郎(ボランティア)
さくら寮生91名 さくらエコホーム29名

2012年4月20日 さくらプロジェクトスタッフと里親の星野理一夫妻、ミャンマーのチェントンに旅行。(3泊4日)

2012年5月初旬 三輪が原因不明の高熱を出して寝込む。その後顔面に無数の赤い発疹、さらに全身に水疱瘡のような水腫ができる。約1か月間、体調不良が続くが病名は特定できず。約3か月後に爪甲脱落の症状がみられたため、重症化した手足口病だったらしいことが判明。

2012年6月9日 東京芝浦工業大学にて、第26回タイ山岳民族の暮らしをかんがえる夕べ」が開催される名誉顧問の畑聰一先生のほか、3月までボランティアとしてさくら寮に滞在した木下奈津季さんもゲストスピーカーに迎える。

2012年8月11日 寮内スポーツ大会開かれる。さくら寮生とエコホーム寮生が青、ピンクの2チームに分かれ、サッカーやバレーボール、セパタクロー、トラック競技などを競う。

2012年8月24日 三輪隆が、平成24年度の外務大臣表彰を受けることになり、チェンマイ日本国総領事館公邸にて表彰式とレセプションが行われる。柴田和夫チェンマイ総領事から表彰状を受ける。来賓には畑聰一芝浦工業大学名誉教授、日本事務局代表の風間茂、支援者代表として勘里貞子さんらが、OB代表としてカンポン・チャオワタナーサクン、ミントラー・イェルグ、ウィラット・ウィセットガムワシンらが出席。

2012年9月10日 さくら通信44号発行。

2012年10月2日~10月15日 第9回日本研修プログラムを実施。メンバーはスタッフのシリントラー・パテ(ラフ族28歳)、ケオカン・ヨーポップ(カレン族・18歳・サハサートスクサースクール3年)、シリウィモン・カラー(アカ族・20歳・サハサートスクール高校3年)、トゥリヤダー・アピポンサック(ラフ族・16歳・ダムロン高校1年)の4名。

10月6日、7日に開催された「グローバルフェスタ2012」に参加したほか、東京、山梨、愛知県豊橋市の里親宅などにホームステイ。

2012年11月18日 在チェンマイ日本国領事館の柴田和夫総領事がさくら寮を来訪。交流会館3階の山岳民族展示館などを見学後、寮生たちとさくらホールで交流。

2013年1月26日~2月18日 看護師の高橋洋子さんがさくら寮に滞在してボランティアのお手伝い。

2013年3月 中学生9名、高校生3名、専門学校生1名、大学生2名が卒業。

外務大臣表彰式チェンマイ日本総領事館
第9回日本研修メンバー・浅草

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2013年度 タイ歴2556年
デング熱が大流行


2013年度さくらプロジェクト タイ スタッフ

ペン・ジャチョン(寮長)
タンヤラット・シースワン(経理)
ガイ(ブアパン)アイチャー(ジャトーブー村小学校教員)
ラッポン・ワタナソンパン(運転手)
ワナサナン・サポン(さくらエコホーム寮母)
シリントラー・パテ(食事)
三輪隆 (代表・ボランティア)
浅田一郎(ボランティア)
さくら寮生93名 さくらエコホーム23名

さくら寮近隣タイ料理レストラン
さくら寮近隣タイ料理レストラン

2013年4月10日 さくら通信45号発行。

2013年4月~6月 強烈な猛暑がタイを襲う。6月にはデングが流行し多くのさくら寮生が発症する。

2013年6月22日 東京芝浦工業大学豊洲校舎にて、「第27回タイ山岳民族の暮らしをかんがえる夕べ」開催。名誉顧問の畑聰一芝浦工業大学名誉教授が南スーダンの現状を報告。特別ゲストとして元さくらプロジェクトスタッフのジュリラット浪岡さん(千葉在住)がさくらプロジェクトへの思いを語ってくださる。

2013年6月29日 水越速雄さん、蕗子さんご夫妻による恒例のランチブッフェ招待が実施される。(9回目)

2013年7月24日 さくらプロジェクトOBで元スタッのカンポン・チャオワタナーサクン君と元スタッフのカンチャナ・セイハーンさんが結婚。カンポン君は10月より文化省のチェンラーイ事務所に栄転。

2013年8月10日 ナムラット村小学校校庭を借りて寮内スポーツ大会開催。ピンク、青の2チームに分かれて熱戦を繰り広げる。

2013年9月10日 さくら通信46号発行。

2013年9月4日~18日 芝浦工業大学建築工学科清水研究室の清水郁郎教授が、学生6名を率いてチェンラーイ来訪。さくら寮生たちと交流しながら、シャン族、タイルー族の集落を調査。寮生のめー・センヌワンさんの村をフィールドワークする。寮生たちとボーリング大会も開く。

2013年10月5日、6日 日比谷公園にて「グローバルフェスタ2013」が開催される。今年は寮生訪日がなく、タイからは三輪のみが参加。 2013年11月 ドイツ人からきた若者たちがボランティアでさくら寮生に英語を教え始める。翌年2014年6月まで。

2013年12月15日 チェンラーイのインペリアル・リバーハウスのプールサイドにてチェンラーイ日本人会発足10周年記念の「日本祭り」が開かれ、さくら寮生も山岳民族の衣装を着て参加。アカ族とラフ族の踊りを披露する。

2014年2月28日 寮内卒業生を送る会が開かれる。今年度の卒業生は21名。 2014年3月15日、16日 新入寮生選考会が開かれる。13名の新入寮生が決定する。

さくら寮洗い物をするパニーとミチュ
洗い物をする寮生(パニーとミチュ)

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2014年度 タイ歴2557年
タイ人支援者グループよりスクールバス贈呈


2014年度さくらプロジェクト タイ スタッフ

ペン・ジャチョン(寮長)
タンヤラット・シースワン(経理)
ガイ(ブアパン)アイチャー(ジャトーブー村小学校教員)
ラッポン・ワタナソンパン(運転手)
ワナサナン・サポン(さくらエコホーム寮母)
シリントラー・パテ(食事)
三輪隆 (代表・ボランティア)
浅田一郎(ボランティア)
さくら寮生86名 さくらエコホーム25名

アセアン統合に向けて、タイの学期制がこの年より変革される。今年度は大学の学期が大きく変わり、8月のスタートとなる。

2014年4月2日 スタッフのペン・ジャチョンさんが結婚。

2014年4月10日 さくら通信47号発行。

2014年5月5日 チェンラーイ県でマグニチュード6.3 震源の深さ7.4キロの地震発生。チェンラーイ近郊の村で家屋崩壊など大きな被害が出る。さくら寮の建物のあちこちにもひび割れができる。タイは地震は比較的少ないとされているが、実は大きな活断層の上にあり、今後、寮生たちの防災対策を強化しなければならないことを再認識する。

2014年5月15日 新学期始まる。

2014年5月22日 軍部によるクーデターが発生。陸軍最高司令官であるプラユット氏が全権を掌握し、のち(8月25日)に首相に就任する。5月20日から戒厳令が施行される。寮生たちが通う学校でも5月22日から26日まで4日間学校が休校になった。

2014年6月9日 タイのテレビ局タイPBSのドキュメント番組「ドゥー・ハイ・ルー」の取材を受ける。3日間にわたってロケが行われ、タイ人と日本人のハーフのFUJI藤崎さんが三輪や寮生たちをインタビュー。放送は8月9日。寮生全員で見る。

2014年6月14日 芝浦工業大学豊洲校舎にて、「第28回タイ山岳民族の暮らしをかんがえる夕べ」開催される。

2014年7月7日 さくら寮で英語を教えていたドイツ人のボランティアの若者たちが帰国するにあたって、さくら寮で送別会が開かれる。

2014年7月15日 清水中央ロータリークラブの寄贈により、さくらエコホームに地下水くみ上げシステムが完成。総工費15万バーツ(約50万円)。

2014年9月10日 さくら通信48号発行。

2014年10月1日~10月15日 第10回寮生日本研修プログラムを実施。メンバーはワナサナン・サポン(さくらエコホーム寮母)クリサダー・ソチェク(ダムロン高校3年)カラヤー・ウィセットガムワシン(アチワ職業専門学校1年)チャヤニッド・ジャウーさん(サハサートスクサー高校2年)、ラチャン・プラダブチョンプー君(ルアミット村中学校3年)の5名。10月4日、5日に東京・日比谷公園で開催された国際協力の祭典「グローバルフェスタ2014」に参加したほか、東京、千葉、静岡、埼玉の各県の里親さんのお宅にホームステイさせていただきながら日本の生活と文化を体験。

浅草にて
支援者の方々と浅草雷門にて

2014年11月1日 三輪に第二子、第三子が誕生。

2014年12月6日 さくら寮で第15回三寮友好スポーツ大会が開催される。さくらプロジェクトとウィアンパパオ郡のルアルンプロジェクト、そしてパヤオ県のシャンティ寮の三つの寮の寮生たちが、スポーツを通して交流を深めるという催しで、サッカーにバレーボール、セパタクロー、ピンポンなどの球技のほか、綱引きや玉入れ、袋競争など日本の運動会でもおなじみの競技も楽しむ。この催しは今回で最後となり、中野さんのリス生徒寮との友好スポーツ大会以来約24年の歴史に幕を閉じた。

2015年1月9日~15日 東京を拠点に世界をまたにかけて幅広く活動されている演劇集団ア・ラ・プラスとそのお仲間の皆さん10名(宗重博之さん、橋本房世さん、安藤繭子さん、板谷潔さん、矢野久美子さん、杉山剛志さん、蔡恵美さん、加藤ちかさん+蔡さんのお子さんの芽衣ちゃん、直君)が、さくら寮生を対象に「演劇を通した教育プログラム」と題した想像力とコミュニケーション能力向上のためのワークショップを1週間にわたって実施。平日は毎日午後7時から9時までの約2時間、基礎的なトレーニングの後、寮生たちを演劇のチーム、音楽のチーム、パントマイムの3チームに分け、それぞれのチームがひとつのテーマを設定して、五感と想像力を駆使して作品にしていった。

2015年2月7日 ランチビュッフェの里親として毎年来料されている水越速雄・蕗子さんご夫妻の長年の友人であるバンコクの女性たちが中心になって、さくら寮にスクールバス(トヨタ・ハイエース)が寄贈されることになり、贈呈式が行われる。寄付者を代表して、バンコク在住のチャッタマー・ルークスリデッド(マム)さんがご挨拶。

新スクールバス寄贈される
トヨタ・ハイエース新車の寄贈を受ける

2015年2月28日 寮内卒業生を送る会が開催される。里親の星野理一様夫妻、高橋良吉様夫妻、高山誠夫妻、長幸子さんが出席。 3月1日 星野様らの招待で寮生たち、ランチブッフェ・バイキングに。

2015年3月7日 清水中央ロータリークラブ一行がさくら寮を視察。さくらエコホームに寄贈された地下水くみ上げシステムの贈呈式に出席される。

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2015年度 タイ歴2558年
今度は日本人支援者のご協力により、ピックアップトラック購入


2015年度 さくらプロジェクト タイ スタッフ

ペン・ジャチョン(寮長)
タンヤラット・シースワン(経理)
ガイ(ブアパン)アイチャー(ジャトーブー村小学校教員)
ラッポン・ワタナソンパン(運転手)
ワナサナン・サポン(さくらエコホーム寮母)
シリントラー・パテ(食事)
ナララック・ジャプー(補助スタッフ)
三輪隆 (代表・ボランティア)
浅田一郎(ボランティア)
さくら寮生84名 さくらエコホーム21名

一昨年に続いてタイ北部は猛暑。7月までほとんど雨も降らないという異常気象に。

2015年4月10日 さくら通信49号発行。

2015年5月15日 新学期始まる、今年の新入生は13名。エコホームかからラチャン・プラダブチョンプー君がさくら寮に転寮。

2015年5月初旬 TBS系列の「世界ふしぎ発見!」という番組でさくらプロジェクトが取り上げられることになり、取材を受ける。(放送は6月20日)

2015年5月30日 寮内新入生歓迎会が開催される。

2015年6月20日 東京芝浦工業大学豊洲校舎にて「第29回タイ山岳民族の暮らしをかんがえる夕べ」開催される。ゲストには、1月に「演劇を通した教育プログラム」を企画して来寮された劇団黒テント代表の宗重博之さんと演劇集団ア・ラ・プラスの女優。チェ・ヘミさん、そして「世界ふしぎ発見!」の取材ディレクターのテレビマン・ユニオンの鬼頭明氏にもお話を伺う。 

2015年9月10日 さくら通信50号発行。この号を最後に、さくら通信は年一回の発行に変わる。

2015年9月30日~10月14日 第11回日本研修旅行が実施される。メンバーはチーワン・セイトー(モン族・18歳・サハサートスクサー・スクールの高校3年生)、ユッピン・セイリー(モン族・18歳・サハサートスクサー・スクール高校3年生)、サウィニー・アモー(アカ族・16歳・チェンラーイアチワ職業専門学校簿記科1年生)、クンティダー・センチュー(リス族・16歳・チェンラーイアチワ職業専門学校簿記科1年生)の4名。(学年、年齢は訪日当時)

10月4日、5日に東京・お台場のシンボルプロムナード公園で開催された国際協力の祭典「グローバルフェスタ2015」に参加したほか、東京、神奈川、静岡、滋賀、岡、大阪の里親さんのお宅にお世話になりながら日本の生活と文化を体験した。

新スクールバス寄贈される
お台場で記念撮影2015年10月

2015年10月16日~18日 バンコクの現地法人のCEO(最高責任者)をされている里親の此下竜矢さん、寮生10名をバンコク見学に招待してくださる。メンバーはマユリ・ムチェー(中1)、ナピン・マヨ(中2)、ナイー・ジャクー(中3)、マリー・ハレー(職業専門学校1年)、ピヤヌット・セイヤーン(職業専門学校2年)、ポンパット・セイリー(高2)、ナパポン・ターミー(高3)、メータリン・セイチャン(高3)、チンタパー・ジャガー(職業専門学校上級課程1年)の9名。引率は三輪、スタッフのタンヤラット・シースワン。此下さんの会社見学のほか、エカマイ・ゲートウェイの中で開催されていた「コナン展」や、エメラルド寺院を見学。バンコクも遊園地「ドリームワールド」にも遊びに行く。

2015年12月下旬~2016年1月 休暇を取り、三輪、バリ島を旅行。

2016年2月20日 サハサートスクサー・スクールの卒業式。

2016年2月27日 さくらプロジェクトの新しいピックアップトラックの贈呈式がさくらホールにて行われる。トヨタREVO 4WD 2800CC 自らのネットワークをフルに動員して、総額150万円以上の寄付金を集めてくださった勘里貞子さん、一人で100万円の寄付をくださった看谷彌壽雄さんらが日本からセレモニーに出席。

ピックアップトラック贈呈式
ピックアップトラック贈呈式2016年2月

2016年2月27日 さくら寮卒業生を送る会実施される。今年度の卒業生は、中学生8名、高校・専門学校11名、大学1名の20名。

2016年3月11日 スタッフのタンヤラット・シースワンさんがウォラウェッドさんと結婚。

2016年3月22日~3月30日 寮生訪日プログラム第12回(特別篇)が実施される。メンバーはナララック(ナプー)・ジャクー(ラフ族・学校外教育制度で高校課程に就学中)と、同じポイプーパタナー村の出身で、入寮以来一緒に励ましあいながら勉学を続けてきたサワラック・クイケオ(チェンラーイ・アチワ職業専門学校食品栄養科在学中)の2名。ナララックは2014年の訪日メンバーに選出されていたがこの年の7月、突然、深刻な病気が判明し、主治医のアドバイスもあって、訪日を断念せざるを得なくなった。今回は里親の星野理一様のはからいで、特別に訪日が実現した。

国会議事堂前
国会議事堂前で記念撮影2016年10月

帰日して岐阜に帰省する三輪一家のほか、さくら寮OBのカンポン・チャオワタナーサクン君一家(カンポン君、お母さん、奥さんのカンチャナさん、娘のケムちゃん)も同行し、エアアジアの同じ便で成田空港に到着。2名はナプーの里親である星野理一さん、そして西河ゆあみさんのお宅にホームステイさせていただく。

成田から帰国の途に
成田空港から帰国2016年3月30日

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2016年度 タイ歴2559年
国際ソロプチミスト日本財団より活動資金援助


2016年度さくらプロジェクト タイ スタッフ

ペン・ジャチョン(寮長)
タンヤラット・シースワン(経理)
ガイ(ブアパン)アイチャー(ジャトーブー村小学校教員)
ラッポン・ワタナソンパン(運転手)
ワナサナン・サポン(さくらエコホーム寮母)
シリントラー・パテ(食事)
ナララック・ジャプー(補助スタッフ)
三輪隆 (代表・ボランティア)
浅田一郎(ボランティア)
さくら寮生74名 さくらエコホーム16名

タイ北部は昨年を上回る猛暑。煙害も毎年深刻度を増す。
2016年3月24日~5月13日 三輪、岐阜の実家に帰郷。さくらプロジェクト設立以来もっとも長い期間を日本で過ごす。

2016年4月23日 三輪、岐阜グランドホテルで行われた岐阜稲門会の講演会と総会にゲスト講師として招かれ、タイ山地民とさくらプロジェクトの活動について講演。

2016年5月22日 チェンラーイ県ウィアンパパオ郡ウィアンパパオ市内にあるピタットキアトウィタヤー学校の寄宿舎で火災が発生し、逃げ遅れた寮生児童17名が死亡、十数名が負傷する大惨事が起こる。この事故を機に、各団体が運営する寄宿舎の行政からの指導観察が強化されることになる。

2016年6月4日 寮内新入生歓迎会が実施される。

2016年6月5日 寮内で防災、避難訓練が実施される。

さくら防災避難訓練
第一回さくら寮防災非難訓練

2016年7月2日 東京・芝浦工業大学豊洲校舎にて、「第30回タイ山岳民族の暮らしをかんがえる夕べ」開催される。

2016年9月7日 さくら通信51号発行。

2016年9月23日~10月6日 「グローバルフェスタ2016」の日程に合わせて、第12回寮生訪日プログラムが実施される。愛知、東京、長野の里親さん宅にホームステイします。メンバーはラッサミー・ウォンアピチョン(モン族・23歳。ラジャパッド・チェンラーイ大学教育学部5年生)、ティダポン・スムグ(アカ族・19歳・ラジャパッド・チェンラーイ大健康科学部、高齢者介護専攻課程1年生)、ミリン・ジャクー(ラフ族・16歳・チェンラーイアチワ職業専門学校のホテル観光学科1年生)の3名。

2016年10月1日、2日 東京お台場のシンボルプロムナード公園内、お台場センタープロムナードで「グローバルフェスタ2016」が開催され、さくら寮生手作りの刺繍ポーチをはじめ、山岳民族民芸品を販売。好天に恵まれ、順調に売り上げを伸ばす。

第12回寮生訪日
第12回寮生訪日・3名

2016年10月13日 タイのプミポン国王(チャクリ王朝第9代国王・ラマ9世)が10月13日午後3時52分、88歳で崩御される。国民は以後1年間喪に服す。

プミポン国王追悼
プミポン国王追悼集会チェンライ2016年11月

2016年11月8日 公益財団法人ソロプチミスト日本財団より平成28年度活動資金50万円が授与され、宮崎県のシーガイアコンベンションセンターにて贈呈式が行われる。代理での出席はさくらプロジェクトを推薦してくださった国際ソロピチミスト山梨―芙蓉。資金はさくら寮のLED電球への切り替え、寮生たちの寝具、食器、パソコンの購入に充てられる。

2016年12月23日 さくらホールにて寮恒例クリスマス会が開催される。日本事務局の風間、岡山夫妻はじめ、日本、バンコク、チェンマイなどからたくさんのゲストを迎え、ビンゴゲームなどを含め盛大に行われる。

2017年1月下旬 三輪、支援者の有賀正さんと一緒にミャンマーのチェントンを旅行。

2017年2月18日 寮内卒業生を送る会が実施される。今年度はさくら寮、さくらエコホームを合わせて18名が中学、高校、専門学校、大学を卒業した。

2017年2月25日 サハサートスクサー・スクールの卒業式

2017年3月31日 ジャトーブー幼稚園の先生を20年間務めたガイ先生ことブアパン・タンワンさんが退職。

2017年3月31日 さくらプロジェクトのスタッフ、ラッポン・ワタナソンパン君が退職。

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2017年度 タイ歴2560年
東京西北ロータリークラブより支援金


2017年度さくらプロジェクト タイ スタッフ

ペン・ジャチョン(寮長)
タンヤラット・シースワン(経理)
ワナサナン・サポン(さくらエコホーム寮母)
シリントラー・パテ(さくらエコホーム寮母)
ナララック・ジャプー(食事)
三輪隆 (代表・ボランティア)
浅田一郎(ボランティア)
さくら寮生61名 さくらエコホーム13名

2017年4月12日 東京西北ロータリークラブ創立60周年記念イベントにおいて三輪が記念講演。さくらプロジェクトの「さくらプロジェクトの誕生から現在まで」というテーマで東京京王プラザホテルでの式典において講演。さくらプロジェクトに対して特別支援金100万円が授与される。支援金はパソコン、バイク、防犯カメラ、ロッカーなどの備品購入費に宛てられる。

2017年5月1日 ナララック・ジャクーが学校外教育制度を卒業後、さくらプロジェクトの新スタッフとして加入。

2017年5月16日 2017年度の新学期開始。

2017年度さくら寮生
2017年度さくら寮生集合写真2017年5月

2017年5月27日 さくら寮内で新入生歓迎会が実施される。

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外務大臣表彰特集2012年8月

2012年度  「平成24年度外務大臣表彰をいただきました」


外務大臣表彰レセプション会場にて
外務大臣表彰レセプション会場にて。2012年8月24日 在チェンマイ日本国総領事公邸。

このほど、さくらプロジェクトの活動に対して、日本政府より平成24年度外務大臣表彰という身にあまるご褒美を受けることになりました。(受賞者の名義は三輪の本名である「篠田隆司」となっております)。

今回の受賞は大変な栄誉ですが、これは私個人の功績ではなく、さくらプロジェクトを支援してくださったすべての人々の功績に対して与えられたものだと解釈しています。支援者のみなさまに感謝の気持ちを捧げて、その報告をさせていただきたいと思います。

8月24日午前11時より、チェンマイの日本総領事公邸において表彰式とレセプションが行われました。

表彰式には柴田和夫総領事をはじめ在チェンマイ日本国総領事館の職員のかたがた、さくらプロジェクトの共同設立者である畑聰一先生(芝浦工業大学名誉教授)。日本事務局の風間茂さん、そして支援者代表として勘里貞子さん、奈央さん、タイからはさくら寮のスタッフ、ペン・ジャチョンさん、タンヤラット・シースワンさん、ラッポン・ワタナソンパン君、ボランティアの山中俊彦さん、寮生代表としてメー・センヌワンさんとナルモン・セドゥクさん、さくら寮OB代表のカンポン・チャオワタナーサクン君、ウィラット・ウィセットガムワシン君、ミントラー・エナスワンさんが出席してくださいました。

また社会開発人間の安全保障省チェンラーイ事務所所長のプリーダー・クナーマーさん、さくら寮の子どもたちが通うサハサートスクサー・スクールのウィチャイ・ソンセン校長、さくら寮のあるチェンラーイ市ナムラット地区の住民代表のセリー・ブンユンさんが来賓としてご出席されました。

表彰式では、柴田総領事のご挨拶のあと、玄葉光一郎外務大臣署名の表彰状と記念品の贈呈があり、そのあと、三輪が受賞の挨拶。続いてカンポン・チャオワタナーサクン君がさくら寮卒業生を代表して祝辞を述べてくれました。最後は畑聰一先生が祝辞と乾杯の音頭をとっていただきました。

表彰式の様子
表彰式の様子

外務省より正式なアナウンスがあったのが、7月12日。まずは受賞第一報を受けての、日本事務局の風間さんからのさくらプロジェクト里親会メーリングリストへの寄稿を紹介します。

日本事務局からの報告 日本事務局代表 風間茂 みなさまにとてもうれしいお知らせです。このたび、永年にわたるタイでの教育支援活動を認められ、さくらプロジェクトが日本国の外務大臣表彰を受けました。(さくらプロジェクトは任意団体ですので、表彰は三輪さん個人が受ける形となります)

 外務省の発表(7月12日)では、今回、個人の部で62名、団体の部で18の合計80の活動者、活動団体が受賞しました。

以下は外務省ホームページからの抜粋です。

「外務大臣表彰は、多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、我が国と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています」

 さくらプロジェクトは、その永年のタイでの教育支援活動を認めていただいたことになります。

 今回の受賞にあたり、三輪さんは、「今回の表彰は、三輪個人ではなく、さくらを支えてくださった多くの支援者の方への表彰であり、自分はそれを代表して受けるだけ」とおっしゃっています。

 三輪さんの受賞は、支援者と三輪さんが共同でいただいたものと受け止め、ここは素直に喜びを分かち合いたいと思います。といっても、20年以上支援の輪を保ち続け、教育活動を続けてきた手腕はまさに、三輪さん個人の力量によるところ大ですが。

 さくらプロジェクトは支援者の皆様に支えられています。皆様におかれましては今後ともご支援をよろしくお願いいたします。

  以下は、在チェンマイ日本国総領事館公邸にて行われた式典での柴田和夫総領事、三輪、畑聰一氏、OB代表のカンポン・チャオワタナーサクン氏のスピーチです。

表彰式の様子
  総領事よりのご挨拶
在チェンマイ日本国総領事館
柴田和夫総領事

    本日は、お忙しい中、篠田隆司氏に対する平成24年度外務大臣表彰式に多くの方にご出席いただき、真にありがとうございます。篠田隆司氏の外務大臣表彰式に際し、一言ご挨拶申し上げます。

 篠田氏は、1986年、タイへの初めての訪問を契機に、本日、日本からわざわざお越し頂きました「さくらプロジェクト」の顧問で芝浦工業大学名誉教授の畑聰一氏らと共に、1991年に北部タイ山岳少数民族の子供達のための教育支援等を目的とした民間ボランティア団体「さくらプロジェクト」を設立されました。その後、同プロジェクトは、チェンライ県において、山岳少数民族の子供達が通学の問題なく勉強できるための生徒寮の建設・運営事業を開始しました。

篠田氏は、同プロジェクト設立当初は、専従のスタッフとして、また、2001年からは同プロジェクトの代表として、実に20年以上に亘り幅広い支援活動を実施して来られました。

現在、同プロジェクトは、チェンライ県を中心として10を超える施設を運営しており、山岳少数民族の子供達の教育を経済面及び環境面において支援しております。

それらの生徒寮の卒業生は、過去20年間で約360名にものぼっており、現在までのところ、3名の卒業生が国家公務員に奉職した他、看護師、教員、地方公務員、日系企業の社員等として、多くの人材がタイ社会の様々な分野で活躍しております。

篠田氏は、山岳少数民族の教育支援以外にも、「タイ山岳民族文化交流会館」を建設し、山岳少数民族の伝統・文化の保護・継承活動面においても多大な貢献をなされました。その他にも、篠田氏は、生徒寮の寮生を訪日研修に参加させ、日本文化とタイ山岳少数民族文化の相互交流の推進面においても貢献しております。

 篠田氏の20年以上にわたる山岳少数民族に対する支援活動は、特に、山岳少数民族の子供達への教育普及、教育機会の拡大及び生活の向上並びに山岳少数民族の伝統文化の保護・継承の観点からも大変有意義なものであります。なお、篠田氏によりますそれらの活動は、我が国の有為の協力者の支援に支えられたものであり、タイの山岳少数民族の子供達への支援との観点のみではなく、日・タイ両国国民の友好と相互理解の促進の観点からも大変意義のあるものです。

 今回の篠田隆司氏に対する外務大臣表彰は、その様な篠田氏による20年以上に亘る山岳少数民族に対する支援活動が認められたものであります。一口に20年と言いましても、それは、大変永い期間であります。過ぎし20年の間には、人には言えないような辛い出来事等もあり、本当に種々のご苦労があったものと推察しております。

恵まれない山岳少数民族の為に少しでも役に立ちたいとの篠田氏の崇高な志は、これまでの幾多の試練にも屈すること無く、今日まで、一歩一歩着実に我が道を歩んで来られました。外務大臣表彰は、その様な篠田氏のこれまでのご尽力とそのご功績に対する顕彰であり、今回の外務大臣表彰を衷心よりお祝い申し上げます。

本日ご出席いただきました皆様をはじめ、篠田氏の活動を、陰になり日向になって永年にわたり支えてくださいました日タイ両国関係者の皆様に対してもこの場をお借りして心より感謝申し上げます。

 最後になりましたが、篠田隆司氏、「さくらプロジェクト」関係者及び現在生徒寮で学んでいる生徒達の益々のご多幸とご健勝をお祈りして、私の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

                          表彰式の様子














表彰状授与の様子

受賞の挨拶
さくらプロジェクト・代表
篠田隆司(三輪隆)

   柴田和夫総領事をはじめ在チェンマイ日本国総領事館のみなさま、タイ社会開発人間の安全保障省チェンラーイ事務所のプリーダー・クナーマー様、そしてご来賓、さくらプロジェクト関係者のみなさま。本日はお忙しい中、お集まりくださり、ありがとうございました。またさきほど、柴田総領事には身にあまるお褒めの言葉をいただきましたこと、本日このような栄えある場所にお招きいただきましたことを、日本政府外務省関係者、とりわけ在チェンマイ日本国総領事館のみなさまに心よりお礼申し上げます。

 私が初めてタイに来ましたのは今から26年前の1986年、30歳のときでした。ふとした偶然から北部山地民の人々との出会いがあり、彼らの文化に深く魅了されました。とりわけ子どもたちの表情に親しみを感じました。それ以来約3年間にわたって、フリーのジャーナリストとして、山地民の村をめぐり歩き、1年の半分以上を彼らと共に山の村で暮らしながら、写真を撮ったり、彼らの文化や生活を記録にとどめるといった活動をしていました。そんなとき、チェンラーイのアカの人々の集落調査のご協力をしたことがご縁で、本日もおこしいただいている畑聰一芝浦工業大学名誉教授と出会い、山地民の人たちからの切実な要請にも後押しされて、1991年春に畑先生と二人三脚でさくらプロジェクトを設立いたしました。

さくらプロジェクトはタイ北部山地民の子どもたちの教育を支援するNGOです。チェンラーイ市ナムラット地区に寄宿舎を建設し、村に学校がなく、また教員や設備の不足によって十分な教育を受けられない子どもたちを寄宿させ、本日の来賓のおひとりであるウィチャイ・ソンセン先生が校長をされているサハサートスクサー・スクールなど、市内の学校に子どもたちを通学させています。

21年間に400名近くの卒業生がさくらプロジェクトから巣立ち、本日お越しいただいたカンポン・チャオワタナーサクン君をはじめとして多くの卒業生たちが各方面で立派に活躍しています。このことは私のみならず、さくらプロジェクト支援者全員の誇りです。 私のような者が微力ながらなんとかこれまで活動を続けてこられましたのも、日本のみなさまのたゆまぬご支援、またタイのかたがたの寛容でおおらかな心、とりわけさくら寮のあるチェンラーイ県ナムラット地区の住民のみなさまの山地民に対する深い理解とご協力があったからこそと思っております。そして少しだけ付け加えさせていただくならば、私自身が山地民の人々に限りない魅力を感じ、彼らのホスピタリティーや人柄に愛着と共感を抱き、またその文化に親近感と敬意を抱いたことも大きな要因です。それほどこの地の人々に魅力があったからこそと今、つくづく感じております。

この20年間にタイは大きな経済発展を遂げ、山地民の社会も大きく変わりつつあります。貧困のみならずさまざまな問題が子どもたちの前に立ちはだかっています。まだまだ支援が必要な子どもたちが数多くいます。今回の受賞に際しましては、身が引き締まる思いであるとともに、今後もさらにタイの人々のためにできる限りの支援を続けていきたいと、気持ちをあらたにしております。

日本国総領事館のみなさまにおかれましては、タイ北部で生活する日本人の安全と発展、タイ北部の住民のかたがたの自立支援事業の充実など、今後ともご尽力いただきますことをお願い申し上げます。

最後に、本日お集まりのかたがたのみなさま、そしてタイと日本のこれからの友好と両国のさらなる発展を願って、私の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

表彰式の様子
レセプション会場にて。スタッフ、寮生代表は民族衣装で出席

来賓代表祝辞

  芝浦工業大学名誉教授
さくらプロジェクト顧問
畑聰一

まず、三輪さんとここにお集まりのみなさんに、心よりお祝い申し上げます。また、日本政府、特に外務省のかたがたにお礼を申し上げます。

さくらプロジェクトを設立した頃の熱い思いについてお話しいたします。21年前、私は、当時、拠点を東京からチェンラーイに移して山地民の村々を訪ね歩いていたジャーナリストの三輪さんを頼って、アカ族の集落を取材に来ました。合流場所であるチェンラーイのゲストハウスでお会いしたのが最初です。私は芝浦工業大学の建築分野の教員として、内外の住まいや集落についての調査を行っていました。

その頃まで、私は地中海沿岸と東アジア地域の調査をしていましたが、東南アジアについては初めての経験でした。いきなり素朴なアカの村を訪ねて、大きなカルチャーショックを受けました。当時の家屋は竹とヤーカーでつくられていましたが、それをわずか2、3日で完成させ、手を加えながら5年ほど持たせるというものでした。

このような農地の生産性に応じて移動をくりかえすアカ族のテンポラリーな住まいのつくりかたには大変驚きました。そこに、何百年というパーマネントな耐用をめざす地中海の石造の住まいとは異質な合理性をみいだしました。日本の建築教育は欧米からもたらされて独自に発展したものです。が、これまで、このようなアジアの居住文化と向き合い、真剣に掘り下げてこなかったという反省をいたしました。

調査の終盤、三輪さんから彼らへの教育支援を一緒にやりたい。日本にいて手伝ってほしいと持ちかけられました。山地の人びとと接しながら、無文字社会に生きる彼らに必要なのは、教育を受けて、タイ社会に同化することだと感じていました。彼らもそれを強く望んでいました。わたしには三輪さんの提案を断る理由はありませんでした。

その後、さくらプロジェクトは順調に成長し、北タイになくてはならないNGOのひとつになっています。それを成しとげたのは三輪隆という多才な人物であったことは言わずもがなですが、加えて、三輪さんの山地民と接する態度や山地民に寄せる想いが、20年前と少しも変わっていないことに驚かされます。さくらプロジェクトの素晴らしさは、生徒たちがそのような人間性に触れ、突き動かされて努力をしながら育っていったことにあると、私は考えています。

三輪さん、このたびは大変おめでとうございます。さくらプロジェクトにこれまでかかわってこられたすべての人たちとともに、この栄誉を分かちあいたいと思います。

卒業生代表の祝辞
卒業生代表の祝辞
文化省文科奨励局勤務
カンポン・チャオワタナーサクン

在チェンマイ日本領事、職員の皆様、ご来賓の皆様に一言ご挨拶申し上げます。

隆さん、このたびの受賞、まことにおめでとうございます。

私は、カンポン・チャオワタナーサクンと申します。ヤオ族のタイ国民です。私は、さくら寮設立当時に入寮し、中学1年から大学院を卒業するまで、さくらプロジェクトで支援を受けました。

皆様、さくらプロジェクトと言えば、タイの山地民の人の多くは、まず、ひげを生やした隆さんを思い浮かべます。それはさくらプロジェクト設立から現在に至るまで、いつも隆さんがそばにいてくださったからでしょう。

隆さんは、多くの貧しい子どもたちを支援する活動に全身全霊を捧げてこられました。いつも微笑みを絶やさず、どのような活動にも真剣に取り組まれ、さくら寮の子供たちや周りの人たちに愛情を惜しみなく注いでこられました。私たちは、心の底から隆さんに感謝し、その気持ちを忘れたことはありません。

私自身の思い出として、さくら寮に足を踏み入れた最初の日のことをよく覚えています。私は、数枚の色あせた服を入れた古ぼけたリュックサックに、新しい緑色の草履といういでたちで寮にやってきました。人生において履物を履いたのはそれが初めてだったかと思います。所持金20バーツと簡単な身のまわりのものだけを持っていました。それでも私は温かい歓迎を受け、隆さんや先輩、職員さんに親切にしていただきました。振り返れば、この日の出来事が、私の人生における重要な分岐点になりました。 これまで20年間、隆さん、スタッフのみなさん、里親や支援者の皆様の愛情と思いやり、献身的な取り組みが、タイ山地民の子どもたちの生活の向上に寄与してきました。

さくら寮は、多くのタイ山地民の子どもたちに、人生における重要な機会を与えてきました。昔は、山地民の子どもたちは、家計が苦しく、夢も希望も持てませんでした。それが今は、生活の質が向上し、誇りを持って社会の中で生活をすることができるようになりました。看護師、軍人、警察、エンジニア、公務員として活躍している人もいます。また、有名企業や民間開発組織で働く人や自営業を営む人もいます。さらに、少なからぬ数の卒業生が生まれ育った村に戻り、村や地域のリーダーになっています。

過去20年間にわたるさくらプロジェクトの活動は、多くの人々にとって忘れることのできない歴史として刻み込まれています。
さくら寮卒業生である私は、多くの山地民の仲間たちとともに、さくらプロジェクトで人生の重要な機会を与えられました。ご支援くださった日本の皆様、本当にありがとうございます。おかげさまで、私達は生活の質の向上の重要な基盤となる教育を受けることができました。

これまでさくらプロジェクトの活動をご指導、ご支援くださった在チェンマイ領事のかたがた並びに職員の皆様に心より御礼申し上げます。

隆さん、この度はおめでとうございます。私やさくら寮の子どもたちにとってもう一人の父親とも言える隆さんに、心から感謝しております。隆さんは、貧しいタイ山地民の子どもたちに夢を与え、私の人生の生きる力となってくださいました。どうもありがとうございます。

  卒業生代表の祝辞
  スタッフ、OB、支援者代表の出席者 

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